浄化槽って???何なん???
【浄化槽】って聞いたことがありますか?
弊社の社名の一部になっている「浄化槽」!馴染みのない方や聞いたことはあるけど
よく分からないという皆様にプチ解説いたします。
受水槽・高架水槽(飲料水)を貯留するための槽、湧水槽(湧き水)を貯留する
ための槽、雑排水槽(し尿を含まない厨房などの排水)を貯留するための槽など
読んで字のごとく様々な用途による貯留槽が存在しています。 その中で
【浄化槽】とはどういうものなのか?????
便所が水洗になっている場合、使用後の汚水は
1)下水道に流れる
2)プラントなどに直接流れる
3)浄化槽に流れる
この3つのうちのどれかになります。1)~3)それぞれで処理されて河川などに
放流されています。 3)の浄化槽は微生物の働きなどを利用して汚水を浄化し、
きれいな水にして放流するために、家庭・マンションなどの敷地内に設けられており
身近な汚水処理施設となります。
現在は水洗トイレからの汚水、台所排水、浴室排水。洗濯排水など(生活雑排水)
を一緒に処理する合併浄化槽でなければ設置できないことになっています。
汚水の固形物と水中に溶け込んでいる物質を沈殿・分離・濾過(ろか)し、
微生物が物質を食べながら(除去しながら)最後にきれいになった処理水を放流する
仕組みとなります。
浄化槽が普及している地域においては、住みよい暮らし、美しい環境を守るために
浄化槽を適正に設置、維持管理していかなくてはなりません。その為、施工・
保守点検・清掃・定期検査制度などが正しく行われるように浄化槽法によって基準を
定め法律で義務づけています。
浄化槽に入ってくる生活雑排水をきれいに浄化するために働いている微生物ですから
使い方や管理が大切です。保守点検・清掃・検査(7条検査・11条検査)が適正に
行わなければ、浄化槽の性能を100%発揮することが出来ません。特に年1回の
定期検査(11条検査)は浄化槽の保守点検・清掃などの維持管理が適正に
行なわれているか否かを判断するものなので、大変重要な検査となります。
【浄化槽】のこと、少しはご理解頂けましたでしょうか???
浄化槽維持管理については(大阪市、堺市、大阪府(一部地域))には限定されて
おりますが、是非、弊社へお問合せください。分かりやすくご説明いたします。
・浄化槽のイメージイラスト